御岳ライフセーバーズ協会

御岳ライフセーバーズ協会は御岳渓谷を訪れる観光客の安全確保を目的とし、水難救助や啓蒙活動・環境整備などに取り組むボランティア組織です。

石巻カヌーボランティアの報告

遅くなりましたが、2011年8月17日(水)~18日(木)に行なわれた石巻市鮎川十八成浜(くぐなりはま)カヌーボランティアの報告です。

17日の作業時間は、10時~15時ぐらいでした。
カナディアンカヌーは13艇で、うち10艇を角材で2艇並列のカタマラン状にすることで、安定性と積載量を上げる工夫がされました。
カヌーボランティアは十数名でしたが、その他2つのボランティア団体などが合流したため、総勢70名程の大所帯でした。
作業は、地元の漁船にカヌーを2~3Km程度離れた浜辺まで牽引してもらい、その浜辺の瓦礫を集めカヌーに積み、少し沖合いに停泊している漁船まで漕いで行って積み替えたり、そのまま漁船に引っ張られて漁港の瓦礫集積場に持っていく内容で、あまりカヌーは漕がずに作業ができるようになっていました。
午前、午後とも2時間程度作業を行ない、まだ浜に瓦礫を残した状態でしたが、決められた15時には作業を切り上げました。

翌18日(木)は、朝から時折強めの雨が降ったり止んだりしていたため、漁船が出ないこともあり、カヌーを使った作業は中止になりました。
他のボランティア団体は他所で作業をすることになり、我々御岳カヌー隊の5名+2名は、別途一般のボランティア作業を行なうこととなりました。
午前中は、津波の被害を受けた民家の物置の修復で、物品の整理と清掃、土台からずれてしまった物置を元に戻す作業をし、1時間半程で終了しました。
午後は、神社の小道の修復で、砂利をネコに積んで山道を登り、道を均すという重労働でしたが、こちらも何とか16時前に作業を終えることができました。

今回のボランティアの総括として、ほんとうに微力ではありますが復旧のお役に立つことができたと思います。
また、カヌーという道具を使うことで、一般のボランティアとは違ったアプローチができた点が良かったと感じています。
今回取りまとめをしていただいた高田さん始め参加された方々、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。

加納宏明

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