カヌーボランティアを終えて
7月の13、14日とカヌーボランティアを牡鹿半島の大原浜という所でしてきました。
今回は、工藤さん、太田組で参加しました。
まず、現地について思ったことは、初回に来たときよりも瓦礫の撤去がかなり進み、空き地がたくさんあるようになったことです。
以前に沢山来ていた瓦礫を撤去する自衛隊の車両もほとんど見ることがありませんでした。
しかし、現地の方々の暮らしはあまり変わることがないように思えました。
しかし、僕たちが宿泊した大原浜の集会所上にある小学校には子供たちが通い、その姿を見ることができて少しほっとしました。
みんな明るいし、挨拶してくれる。
さて今回のカヌーボランティアですが、大原浜の浜にある瓦礫と湾内にある網などに絡まった瓦礫を撤去することでした。
瓦礫は前回同様、家の残骸やら漁具が中心でしたがこの日に合わせてかなりのボランティア(50人ぐらい)参加したので、浜にある瓦礫は見る見るうちにきれいになりましたが、大変だったのは湾内にある、網に絡み合った瓦礫をはずしながら運ぶ作業でした。
太いロープなどはできるだけ切断せずにしたいので、不安定な水の上で釘のついた木材をはずすのは時間がかかりました。
しかし、天候にも恵まれ風も強く吹かなかったのでそこそこきれいになり、後は重機で太いロープごと引き上げられるまでになりました。
今回思い出に残ることは、前々回のボランティアでお世話になった、大原浜の大工さんをカヌーに乗せてあげることができたことです。
大工さんと一緒の瓦礫をカヌーで引っ張って漕いだのですが、これはきつい、きついと言っておられました。
自分には陸の上での大工仕事の方が良いとのことでした。
夜にはボランティアの仲間と、夜光虫を見に行きました、これも大変きれいで光る液体を手で触る感じはなんとも不思議でした。
今回のボランティアでもすばらしい出会いがあり、とても充実した2日間を過ごせました、そして地元の方々のお力に少しはなれたかと思います。
皆様のご支援ありがとうございました。
太田旭